京都府についてのWebサイト「京都府観光特集」の龍安寺

 

京都観光龍安寺

京都市右京区にある龍安寺は、古都京都の文化財としてユネスコの世界遺産にも登録されている、臨済宗妙心派の寺院です。石庭といえば龍安寺と言われるほど、石庭が有名な寺院でもあります。龍安寺のご本尊は釈迦如来で、創立者は細川勝元、初代住職は義天玄承です。元々は1450年(宝徳2年)に徳大寺家の別荘を細川勝元が禅寺に改めたのが始まりと言われています。

この龍安寺、創立者細川勝元自身が一方の当事者でもあった応仁の乱(1464年〜1477年)で一度焼失していますが、勝元の子の細川政元と4世住持の特芳禅傑によって1488年(長享2年)に再興さました。その後、豊臣秀吉と江戸幕府が寺領を寄付して保護しています。1797年(寛政9年)に再度火災で仏殿など主要伽藍を焼失したため、塔頭の1つである西源院の方丈を移築して龍安寺の方丈(本堂)としています。移築した後現在も残っている西源院の建物は、元々1606年(慶長11年)に建てられた建物です。

史跡・特別名勝に登録されている方丈前庭の枯山水庭園は、幅22メートル、奥行き10メートル程の敷地に白砂を敷き詰め、15の石を一見無造作に5箇所に点在させたシンプルな庭です。別称虎の子渡しの庭とも言われていて、巨大な中国の山水の世界を日本人独特の感性を研ぎ澄まして写した「枯山水」の庭との事です。石庭にある15個の石は、庭をどちらから眺めても絶対に1個は他の石に隠れて見えないように設計されている為、上から見下ろさないと15個の石を同時に見る事は出来ないそうです。イギリスのエリザベス女王が1975年に日本を公式訪問した際に、この石庭の見学を希望され絶賛した事が海外のマスコミでも報道され、昨今では日本のZEN(禅)として海外の観光客の来訪者が多いです。境内には他にも秀吉が絶賛したとされる侘助椿の古木や、水戸光圀寄進の「吾唯足知」(われただたるをしる)と刻んだ蹲などもあります。6〜8月は鏡容池(きょうようち)の水蓮が見事で一見の価値ありです。