京都府についてのWebサイト「京都府観光特集」の銀閣寺

 

京都観光銀閣寺

京都市左京区にある銀閣寺は、正式名称は慈照寺と言います。室町時代後期に栄えた東山文化を代表する臨済宗相国寺派の寺院です。創立者は室町幕府8代将軍足利義政で、開山は夢窓疎石とされています。しかし、実際には夢窓疎石は銀閣寺創建の1世紀ほど前の人物で、このような例を勧請開山と言うそうです。銀閣寺として知られている建物は、足利義政が鹿苑寺の金閣舎利殿を模して造営した楼閣建築の観音殿(銀閣)で、正式には観音殿を含めた寺院全体が銀閣寺です。国宝にも指定されている観音殿銀閣という名称は、足利義政の祖父でもある3代将軍足利義満が建てた金閣と対比されて用いられる通称です。金閣と西本願寺境内にある飛雲閣と銀閣で京の三閣とも呼ばれています。

金閣と通称される鹿苑寺舎利殿には、その名の通り金箔が貼り付けられ金色に輝いているのに対して、銀閣と通称される慈照寺観音殿には外壁に黒漆は塗られているものの、銀箔は使用されておらず銀色に輝いてもいません。これは「当初は名前のとおり銀箔を貼る予定だったが、幕府の財政事情のためにできなかった」という説や、「銀箔を貼る予定であったが、その前に義政が他界してしまった」という説、「外壁の漆が日光の加減で銀色に輝いて見えたから」という説があるそうです。また、「当初は銀で覆われていたが、剥がれ落ちてしまった」という説もありましたが、2007年(平成19年)1月5日に行われた科学的調査で創建当時から銀箔が貼られていなかったということが明らかになっています。他にも国宝に指定されている東求堂(とうぐどう)という、1486年(文明18年)建立の義政の持仏堂もあります。